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動画で勉強

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ローリーマキロイ③
2014-08-15
今度こそ本当にお待たせしました!マキロイ選手のダウンスイング以降解説です。「この振り好きっ」好評につき()、解説を少しでも長い間公開しておこう・・・なんて更新が遅れている間に、マキロイ選手はメジャー2勝、世界ランクも1位に返り咲きましたこのコーナーで紹介している動画も、2011年の全米オープン時のスイングで、現在はさらにブラッシュアップされたスイングをしているので、時間のある方は現在のスイング動画も見てみて下さいね。 (そんな事ばかり書いてるから、解説が1回で入りきらないでしょうが。との声が聞こえてきそうなのでいよいよ本題・・・)

特徴的な動きで、首を右に倒しながらダウンスイングに入ります。この動きは、引退した女子の元世界ランク1位オチョア選手も行っていました(また、ジュニアにも多い動きですね)。ダウンスイングの軌道をインサイドから入れたい・手元を浮かしたくない・頭を残し球を右サイドから見据えていたいなどの感覚が、体の反応として動きに出ているのだと思います。この動きは、大体ドローヒッターかドローを打ちたいと思ってる人に出ている様に思います。

腕の動きです・・・特にスローで見ると、右腕のタメが目に付きますが、本人に右肘を絞り込むような感覚などは無いと思います。精々、トップでの右腕(右肘)の角度をそのままキープする事に意識があるのと、強烈な下半身の力に振り遅れない様に、上体側に軽く引き付けている程度でしょう。その結果として、ハーフウェイダウンの位置でタマっているのです。また、右肩を高い位置に残したまま回転していくのも特徴で、そうすると顔と右肩の距離が近くなり手元が遠回りしないので、なおさらです。

脚の蹴り方です・・・欧米人によく見られる、右足の甲を右斜め方向に向けたまま右膝を伸ばして蹴っていくのですが、マキロイ選手はそれにプラスして、その前にその場で一度沈み込みながら蹴っていきます(ので、同じような蹴り方をする他の欧米人に比べ、初期の右膝の曲がりが深いです)。この動きで、より地面からの反発をヒップターンに変えていってます。そこまでスピードを要しないアイアンショットなどでは、この動きの量が減ります。ただ、この短い時間の間にそんな動きが出来てしまうのは、天性の物としか言いようがありません。このダウンの入り方と、それを支える脚の筋力・腹筋・背筋が、通常プロのヒップターン速度の1.5倍近くあると言われる高速回転と、体の大きさ以上の飛距離を生み出しているのだと思われます。

そして、なんと言ってもマキロイ選手の動きで最大の特徴的な動きを、皆さんが触れてほしいのは解ってます()。そう、腰のツイストですね?巷では、色々言われてます。ツイストさせて打っているとか、左の壁にぶつける様に打つとか、それどころかインパクトの瞬間腰を戻す??などなど、みんな一度は試したと思います。・・・・・・一瞬の間に?・・意識的に?・・そんなん・・出来ます?

ごめんなさい、またまたですが本日はここまで・・・

解説:稗田貴彦(HGAチーフインストラクター)

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